【2024年最新】Sun Life Hong Kong Ltd.(サンライフ香港)の会社概要と商品情報を徹底解説

Sun Life Hong Kong Ltd.(以下サンライフ香港)はカナダの大手保険会社サンライフフィナンシャルのグループ会社です。日本人からすると、FTライフと並んで購入可能なオフショア投資の有力候補ではないでしょうか。

投資目的商品としては貯蓄型生命保険であるライフブリリアンスが有名ですね!この記事ではサンライフ香港の企業概要や評価や口コミ、注意点などを紹介していきます!

目次

サンライフ香港

1865年サンライフの前身であるザ・サン・インシュランス・カンパニーがカナダのモントリオールにて設立
19世紀末から20世紀初頭にかけてグローバルに事業を拡大
1892年香港で初の保険代理店として創業
1978年香港とフィリピンの事業を統合
1999年Sun Life Financial (Hong Kong) Limitedがバミューダで設立
2005年CMG Asiaを買収
2006年Sun Life Hong Kong Limitedに改名
※正式名称は Sun Life Hong Kong Limited (Incorporated in Bermuda with limited liability)
2014年Sun Life Asset Management (HK) Limited は SFCのライセンスを取得
※SFC(Securities & Futures Commission)は日本の金融庁にあたる香港の金融局

サンライフ香港は130年以上の歴史を誇る香港で最も古い生命保険会社です。これまで、The Hong Kong Insurance AwardsMPF Awardsなど数々の賞を受賞していることからも優良企業であることがうかがえます。

サンライフ香港は信頼できる会社か

スタンダード&プアーズ(S&P)の格付はAA-

サンライフ香港は国際的な格付け機関のひとつスタンダード&プアーズでAA-の評価を受けています。

この評価はとても高く、日本ではトヨタ自動車株式会社(Toyota Motor Corporation)、三菱商事株式会社(Mitsubishi Corporation)、三井物産株式会社(Mitsui & Co., Ltd.)、野村ホールディングス株式会社(Nomura Holdings, Inc.)、日本製鉄株式会社(Nippon Steel Corporation)と、名だたる企業が同様の評価を受けていることからもサンライフ香港への信頼性を裏付けています。

世界最大級の保険企業サンライフグループ

サンライフ香港は、世界最大級の大手保険会社サインライフのグループ会社です。サンライフは格付会社の評価も非常に高く、2020年公表の管理資産残高は1,250億カナダドル以上とされていますので、言うに及ばず安定的な会社です。

MPFなど数々のアワードに選出

サンライフ香港は130年以上の歴史を誇る香港で最も古い生命保険会社です。これまで、The Hong Kong Insurance AwardsMPF Awardsなど数々の賞を受賞していることからも優良企業であることがうかがえます。

MPF(強制積立年金)とは、日本の年金制度に相当するもので、従業員の老後生活費確保を目的に2000年より導入された制度です。MPF Awardsに選出されることは優れたMPF事業者である証明です。

これらのことからサンライフ香港の信用力は非常に高いと言えます。

サンライフ香港の取り扱い商品

SunLife香港の商品は全て生命保険型商品です。投資先を選ぶ必要はなく、利回りは固定か定期的に見直される投資タイプになります。

2023年現在、日本人が購入可能なサンライフ香港の商品の中で特に人気なものは以下3選です!

①Life Brilliance(ライフブリリアンス)

優れた死亡保障と貯蓄性をあわせ持つ海外生命保険として日本人投資家に人気があります。ホールライフ生命保険(終身保障付き生命保険)であり、長期の複利運用により年々死亡保障額が大きくなっていくのが特徴です。

また、運用によって契約期間が長くなればなるほど解約返戻金も増えていくため貯蓄性もいいです。FTライフ社のOn Your Mind(オンユアマインド)の同等商品でいずれも人気の商品です。

サンライフ香港のライフブリリアンス、FTライフのオンユアマインドにはビルトインリバースモーゲージという特筆すべきオプションが組み込まれていることで話題になりました。

追記:ライフブリリアンスは2023年8月時点で、日本法人の名義で契約が終了になったそうです。

②Victory(ビクトリー)

生命保険は必要としておらず、より貯蓄性を求める人に人気なのが貯蓄型保険商品のビクトリーです。固定金利の債券と変動リターンの株式を組み合わせにより、リスクとリターンのバランスを調整しながら運用する商品であり、かつ元本確保という特徴もあります。

ライフブリリアンスなど、債権を中心に構成される商品よりも利回りを期待したい人に人気です。また契約者・被保険者の変更が何度でも可能となっているため、子や孫へと代々引き継ぎながら資産運用ができるという特徴があります。
※ 日本居住者が名義変更する場合は、贈与または譲渡資産となり課税の対象になる場合があります。

③Stellar(ステラ)

貯蓄型保険商品としてはステラも人気です。契約者・被保険者の変更が何度でも可能であり、子や孫へと資産継承できる点はビクトリーと同様ですが、ステラはそれに加え証券を分割できる特徴があるため、相続人が複数名いる場合に便利な商品と言えます。

また、ステラはESG投資商品であることからも長期的な資産の運用・継承に適していると言えます。

ESG投資商品は、環境・社会・ガバナンスの要素を重視して選別された投資対象です。長期的な持続可能性や社会的な貢献を重視し、企業の取り組みや経営体制を考慮して投資する方法です。

その他商品一覧

こちらの企業情報ページより、サンライフ香港の取扱商品一覧をご確認いただけます。
また、INVEEKよりお申込み可能な商品をご紹介していますので、あわせてご覧ください。

サンライフ香港の商品一覧はコチラ

サンライフ香港の評判・口コミは?

サンライフ香港の評判について調査したところ、基本的には商品を高く評価するコメントが多くみられましたが、ここでは留意点となりそうなコメントをピックアップして紹介いたします。

早期解約で元本割れ

サンライフ香港のどの商品でもいえることですが、早期で解約すると元本割れを起こす可能性があります。特に契約から2年以内に解約してしまうと、解約返戻金が0ということもあります。

https://www.investorside.org/sunlife-hong-kong/

早期解約はどの商品を購入する場合にもおすすめできませんので、サンライフ香港に限ったことではありませんが、解約返戻金が0になってしまうリスクがあることは留意しておきましょう!

サンライフ香港を契約できなくなる可能性

先日お伝えしたように、このLife Brilliance(ライフブリリアンス)は今年の5月末頃には打ち切りになってしまうというショッキングなニュースがある。おそらくは商品のランニングチェンジなので、同様な商品がまだ上市されるのだとは思うが、詳細はわからない。

https://ameblo.jp/saruahi/entry-12797365742.html

商品力が高いサンライフ香港も良いことばかりではありません。海外の生命保険に加入すること自体が違法なのです。現状は加入できますが、いずれはサンライフの商品に加入すること自体が出来なくなるかもしれません。

http://fieradellasostenibilita.org/sunlife/#i-3

日本国内では金融庁が認可した商品以外販売できないという規制があるのは、今に始まったことではありません。しかし、昨今の海外への入出金の厳しさを考慮すると、今後、購入できなくなる可能性はある、ということでしょう。

リスク回避を評価する口コミ

サンライフ香港のようなバミューダで法人登記をしている保険会社とアメリカやシンガポールなどの外国銀行口座の組み合わせは中国リスク回避の有効手段となります。

https://www.wisebk.com/global_06/

サンライフ香港の正式名称は Sun Life Hong Kong Limited (Incorporated in Bermuda with limited liability)で、バミューダに籍があります。

まとめ

長い歴史と豊富な経験をバックボーンに持つサンライフ香港は日本人が投資可能なオフショア機関の中でも、最も安定的な企業の1つと言えます。

顧客に対して様々なニーズに見合った保険商品や投資オプションを提供しており、世界的な格付け機関からも高く評価されています。

ただしどんなに良い商品に投資しても着実な投資計画無くしては、その恩恵を受けることも出来ません。仲介会社や紹介者が正しい情報を提供しているか、よく吟味する必要があります。

また、個人からの情報は良い点も悪い点も客観的に伝えられるとは限りませんので、出来るだけ法人から説明を受けることをおススメします。きちんと商品性やリスクを説明してくれる企業は、信頼性の高い商品を提供しています。

また日本法人での営業勧誘はコンプライアンス違反をしていますので、海外に法人を持つディストリビューターから加するようにしましょう。

サンライフ香港に関するお問い合わせはINVEEKまでお気軽にお問い合わせください。

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